2015年6月23日火曜日

【2015.06.23】 本日6/23(火)は、定休日でお店はお休みです。


こんにちは。
また、夏の陽射しが戻ってきて、洗濯物も良く乾くようになりました。

寝る前に干して、ベランダの窓を閉めておくと、朝起きた頃には、乾くどころか、ホッカホカに温められています。



今日は火曜日で、お店はお休み。
名神の集中工事も完了して、スムーズに行きやすくなった、「あいちヘGO→」。


栄から伏見にかけてのエリアは、名だたる企業のビルが軒を連ねる、名古屋きってのビジネス街。
地上の現代的な街並みからは想像もつかない程、ほんの数メートルも地下に潜れば、深過ぎる昭和の世界が広がります。


長らくお届けして参りました、「あいちヘGO→」も、今回をもって最終回となります。
最後にご登場願ったのは、《理容 ニュー大衆》。


ごめんなさい。
決して、コチラの理容室が「あいちトリエンナーレ」に出展されている訳ではございません。

今回の芸術祭のテーマは、「われわれは どこに立っているのか 場所、記憶、そして復活」。
このテーマに則って出展されたどの作品よりも、「あいちトリエンナーレ 2013」を象徴していると言っても過言ではない、実在の理容室です。










サイト・スペシフィック・ワークではないかと、錯覚すら覚える、そのロケーション。
これまで見て回ったどの作品にも、勝るとも劣らぬ、時代性、そして歴史。



恐らく、伏見地下街がOPENした当初から、この地(地下)で、営業を続けてこられたのだと思います。

今でこそ、アンティークとかヴィンテージの域に達しているこの内・外装も、お店をスタートされた時には、このスタイルこそが、時代の最先端だったのでは・・・。

理容の技術において、常にトップ・ランナーを目指すその姿勢こそが、お店全体に、懐古趣味とは一線を画す底知れぬ魅力を与えているのだと思います。



店頭でしばらく観察していると、常連客と思しき人生の諸先輩方が、まるでバーとかスナックへでも乗り込むような面持ちで、意気軒昂として、お店に入っていかれます。

いや、きっと、コチラで身なりを万全に整えて、いざ夜の街に繰り出すのでしょう。








3 年に一度開かれるから、「トリエンナーレ」。
「あいちトリエンナーレ 2016」の開催までは、もうあと1 年あまり。
今から、楽しみで仕方ありません。
では、それまで、「ほいじゃぁね」。




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【明日6/24(水)は、朝11 時開店です。皆様のご来店、心よりお待ちしてます!!】