【2016.02.02】 本日２／２（火）は、定休日でお店はお休みです。

こんにちは。
誠に勝手ながら、明日２ ／ ３ （水）は臨時休業とさせて頂きます。
今日２ ／２（火）の定休日合わせまして、二日間お休みを頂戴いたします。
ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、久々に行ってみましょう。

「小豆島へＧＯ＞」。

赤・黄・緑、そして青へと、カラフルなグラデェーションに目を奪われる、巨大なクロダイ。
『宇野のチヌ』　淀川テクニック　２０１０ 年


ここ宇野港周辺の沿岸や、近くの児島湖で拾い集めたゴミや漂流物を材料として、体長５ メートルにも及ぶ巨大なオブジェが誕生したのは、瀬戸内国際芸術祭の第一回が開催される直前の２０１０ 年７ 月。

そして、３ 年後の２０１３ 年３月には、何とリニューアル（お色直し）がなされたとの事♪

子供が描いた絵や、大切にしてきた人形など、捨てるに捨てられない思い出の品を、近隣の住民が持ち寄り、鱗（うろこ）の材料となったそうです。

これは、どんど焼きで、お焚き上げをするような感覚かも・・・。

今後も数年おきにリニューアルされることでしょうが、思い出の品が『宇野のチヌ』に抱かれた思い出は、持ち主の心に永遠に生き続けることでしょう。

上唇は革ジャン。
下顎はドアマットでしょうか。
尾びれには、野球のバットに、船を漕ぐパドル、布団叩きまで。
どの材料も、誂えたように馴染んでいて、まさに適材適所。
お見事♪

ものの本によると、年輪を見て木の齢を数えるように、鱗（うろこ）を調べれば、魚の年齢が分かるそうです。
『宇野のチヌ』は、まだ満５ 歳の若魚（わかうお）ですが、もはやこの港には欠かせない存在で、風格も充分。
新鮮な鱗に更新しながら、ぜひ長生きして下さい。

（ポケット・デイリーストアーのブログ・サイト《ポケブロ》は、毎日更新中。明日もぜひご覧下さい。）