2015年2月10日火曜日

【2015.02.10】本日2/10(火)は、定休日でお店はお休みです。


こんにちは。
またまた、冬に逆戻り。
お正月明けの休みの日に、お店のエントランス付近の凍結防止用に、ホームセンターで【ムシロ】(こも)を買っておいたのですが、ようやく出番の時が来たようです。


雪の結晶を型どった穴より
科学館を望むの図。


今日は火曜日で、お店はお休み。
今回は南下せず、先週の定休日に、少しだけ北上して出掛けてきた、「中谷宇吉郎 雪の科学館」をご案内します。

世界で初めて人工的に雪の結晶を作り出し、雪や氷の研究で先駆的な業績をあげた、中谷宇吉郎。
「雪は天から送られた手紙である」
氏が残した詩情あふれる言葉からも、幅広い分野に関心を抱き続け、科学だけでなく、絵画や随筆に至るまで、マルチに活躍されていたことが分かります。






この科学館の目玉は、ズバリ「実験」。
氏の功績やひととなりを紹介するビデオが上映された後のタイミングで、だいたい一時間に一度のペースで実施されるようです。

氷に強い光を当てると、内部からも融け始め、
雪の結晶に似た形が現れます。
マイナス4℃前後で冷やされた「過冷却水」は、
軽く振ると、一瞬で凍ります。



氷が内部から融ける時にできる、「チルダン像」を顕微鏡で観察した後、学芸員のお姉さんに、雪と氷の実験を披露していただきました。
何を隠そう、「科学」とか「実験」とかが、この世で一番苦手な分野なのですが、目の前に立ち現れるダイヤモンドダストとか雪の結晶がとにかく綺麗で、俄然興味が湧いてきました。



煙っているのは、人口の霧。
熱くありません。

実験後は、併設されているカフェ「冬の華」で一休み。
氏の最後の研究拠点となったグリーンランドから、はるばる運ばれてきた60 トンもの石が敷き詰められた中庭は、実際に踏みしめながら散策することも可能です。

中庭から、柴山潟ごしに白山連峰を望む景色は、思わず息を呑む美しさ。
北緯78 度のグリーンランドへ、たちどころにワープしたような感覚に捉われました。

この景色を目の当たりにし、ふと
《冬のリヴィエラ》のメロディーを思い出しました。



「氷のペンダント」を作ったり、雪の結晶の折り紙を折ったりと、大人から子供まで存分に楽しめて、入館料はたったの500円。
高校生以下は、無料です♪

かなりの難易度。
要所要所で学芸員さんに助けてもらいました。



片山津インターからは、わずか5 分。
お店のある武生からでも、片道一時間もあれば十分。
のんびり、ジックリ過ごせば、半日楽しめますヨ♪



(ポケット・デイリーストアーのブログ・サイト《ポケブロ》は、毎日更新中。明日もぜひご覧ください。)
【明日2 /11 (水・祝)は、朝11 時開店です。皆様のご来店、心よりお待ちしてます!!】
学芸員のお姉さんが作っていらっしゃるのは、「氷筍(ひょうじゅん)」、氷のタケノコです。