2014年9月2日火曜日

【2014.09.02】 本日9/2(火)は、定休日でお店はお休みです。

こんにちは。
今年は、例年になく秋の訪れが早く、朝晩などは少し寒く感じる程。
でも、秋の味覚も楽しみですし、ビールは相変わらず、やっぱり美味しい♪
一番好きな季節の到来です。


今日は火曜日で、お店はお休み。
訪れたのは、1年前のちょうど今頃。
《秋が来れば 思い出す ♪ 》、「あいちへGO→」。


あいちトリエンナーレ2013納屋橋会場は、もともとがボーリング場だったこともあって、窓らいし窓がほとんどありません。

会場受付を通過して、僅かに外の風景が望める窓に書かれた言葉たち。
《14歳と世界と境》下道基行。

夕闇迫る名古屋/納屋橋
横切る幾多の電線


愛知県内の中学校で特別授業を行い、身の回りの「境界」についての物語を生徒たちから聞き取り、中日新聞の夕刊で掲載された全20回の小さな連載が、名古屋の夕暮れを背景に、さりげなく綴られています。

いくつかの記事が、下道さんのHPに載っています。
こちらもぜひご覧下さい。
m-shitamichi.com/14sai (こちらをタッチ)


“本日のワンショット”は、その中の一つ、《境川》。
場所は、愛知県大府市/刈谷市。
素材は、水。
分けるものは、尾張国/三河国。


川を挟んで、会話も出来そうな程の距離なのに、尾張と三河では、習慣、食べ物、方言、性格まで、全く異なる事を、大人と子供の“境”にある14歳の中学生が、素直な文章で綴っています。

ポケット・デイリーストアーのある福井県で言うと、
場所は、今庄町/敦賀市。
素材は、峠。
分けるものは、越前国/若狭国。
といったところでしょうか。


ごくごく限られたエリアで、境を意識することなく、世界が完結していた子供の頃。
中学に上がって、それぞれの小学校には、個性があることが分かりました。
高校生になって、学区が広がると、同じ福井県の丹南地区なのに、言葉や文化が違う事にビックリしたものです。

年齢を重ねていくにつれ、行動範囲も拡大し、境界線は遥か遠くへ広がり切ったかと思えば、身近な意外な場面で“隔てるもの”を感じたりと、《大人と世界と境》は、物理的な距離を超越した問題となるようです。


(ポケット・デイリーストアーのブログ・サイト《ポケブロ》は、毎日更新中。明日もぜひご覧下さい)
【明日9/3(水)は、朝11時開店です。皆様のご来店、心よりお待ちしてます。】