2014年9月24日水曜日

【2014.09.24】 本日9/24(水)は、振替でお店はお休みです。

こんにちは。
ずっと秋晴れが続いていたのに、ポケット・デイリーストアーのお休みに合わせるように、下り坂となってしまいました。
そしてまた、週末に向け回復する見込み。

たまのお休みがこんな空模様だと、日頃の生活態度を、お天道様に見られている気がして仕方がありません。


今日は水曜日ですが、昨日の振替でお店はお休み。
天気が良くても、そうでなくても、やっぱり「あいちへGO→」。



先週に引き続きまして、竹田尚史氏の作品。
《ゼロから9のあいだ》。

《ダブルフィクション》が展示されていたスペースが、元モデルルームのリビングだとすると、今日の作品は、お庭の中。
ちょうど回り縁から、L字型のお庭を眺めるように、ガラス越しに見えるのは、大小さまざまな、8の字に設置された蛍光灯。



足下には、テレビ放送なら「決して真似をしないでください」とテロップが流れる事必至の、たこ足に継ぐたこ足配線。
そしてさらに、ホームセンターなどでよく見掛ける、入り切りタイマーを経由して、やっと蛍光灯に電源が供給されます。


《ゼロから9のあいだ》という作品名にとらわれてか、しばし漠然と「ランダムな数字の移り変わり」を眺めていましたら、ある決定的なことに気が付きました。




そう、蛍光管が発光して表示されるのは、実は数字だけとは限らないのです。
“本日のワンショット”も、実際には有り得ない数字。
(ひっくり返せば、6ですが)


当然、《ゼロから9のあいだ》には、1・2・3などの整数以外にも、小数点以下の数字とか、円周率などのように、割り切れず永遠に続く数字もある訳で・・・。





考えてみれば、蛍光管もタイマーも、ついでにたこ足も、なかなかにアナクロな世界。
「デジタル」なのは、実は形態だけで、「アナログ」を強く意識させる、懐かしくも新鮮な作品でした。