2014年9月30日火曜日

【2014.09.30】 本日9/30(火)は、定休日でお店はお休みです。


こんにちは。
今日は、月末であり、2014年度上半期の最終日でもあり、そんでもって、お店の定休日にも当たります。

月末には月末特有の業務も、僅かながらあるのですが、昨日は油断していて、閉店間際まで、水曜日には月を跨いでいることに気付かず、危うく仕事をやり忘れるところでした。


毎週火曜日は、お店はお休み。
上半期の締めも、やっぱり「あいちへGO→」。



「あいちトリエンナーレ」は、「撮りなさなーれ」の名の通り、ほぼ全ての作品が、写真撮影OK♪。
なのに、期間中何度か足を運んだ挙げ句、結局ほとんどレンズを向けることが出来なかった作品。
《Eyes》片山真理。

両足とも脛骨欠損という、主幹を成す太い骨がない病気を持って生まれ、9歳のときに切断。
以来、両足が義足のアーティストとして活躍しています。



義足用に特注したハイヒールで、靴音を響かせながら闊歩するパフォーマンス映像に誘われるように、一方通行の進路を進んで行くと、行き着く先は、彼女が生活し、制作活動も行うお部屋そのもの。

実際に使用している日用品や、彼女自身が制作したオブジェなどで彩られており、モデルルームだったころのキッチンやバスタブも効果的に使用され、見事に再現されています。


スタッフの方のお話によれば、この芸術祭に際し、部屋のありとあらゆるモノをここに運んだので、現在のところ、彼女の本当のお部屋は、ほぼ“がらんどう”状態とのこと。
トリエンナーレの期間中も、時々会場を訪れて、装飾品を入れ替えたり、レイアウトを手直ししたりされているそうです。

ひょっとしたら、どうしても必要になった日用品などは、その際に持ち帰りされていたりして・・・。


“本日のワンショット”は、ちょうどお部屋へ向かう手前の、玄関に当たる壁面に、ダイレクトに描かれた女性の姿。
この一連の作品群で、シャッターを切れたのは、結局この一枚だけ。




「両足切断」で「義足」のアーティストという、センセーショナルな肩書きから、彼女の部屋に興味本位に足を踏み入れたものの、片山真理ワールドに魅了され、すっかり彼女自身の魅力のになってしまったようで、カメラのことなどすっかり忘れてしまうのでした。


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【明日10/1(水)は、朝11時開店です。皆様のご来店、心よりお待ちしてます!!】